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植物デザイン科

【植物バイオコース】第17回ぐんぎん財団環境教育賞 優秀賞をいただきました

植物バイオコースでは、日ごろ取り組んでいるプロジェクト活動の一つである「赤城山のサクラソウの保護活動」についての発表で「第17回ぐんぎん財団環境教育賞」優秀賞をいただきました。

表彰伝達

これまで、調査していた赤城山の群落に加え、桐生市にある「新里のサクラソウ群落」の調査を行い、その成果を発表したものです。

これを励みに、今後も調査活動を続け、サクラソウの保護に努めていきたいと思います。

 

以下は研究報告書に掲載した写真です。

左から、サクラソウの果実、無菌播種の様子、顕微鏡で見たサクラソウの種子、培養中のサクラソウの実生苗です。

種子の顕微鏡写真

【フラワーデザインコース】イタリア青空市に出店しました

1月19日(日)広瀬川河畔緑地公園で行われたイタリア青空市に参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラワーデザインコースでは、授業で製作したハーバリウムや花苗の販売、

ハーバリウムの体験ワークショップを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

天候にも恵まれ、とても気持ちのよいイベントになりました。

次回は3月9日(日)の青空市への参加を予定しています。

【植物バイオ班】桜山まつりで活動報告を行いました

12月1日(日)に桜山公園で行われた「桜山まつり」にて、来場者の方に研究活動の成果の報告を行いました。

「植物バイオ研究部では、公園内のフユザクラから茎頂培養で得た個体を継代培養し、これをもとにフユザクラの無病苗を作成して藤岡市に納品しています。

この苗を苗畑で3年ほど育てた後、この桜山公園に植樹されています。

これまでは挿し木や接ぎ木で殖やすのが一般的でしたが、培養した植物から苗を作ることで、病気にかかっていない苗を得ることができるのです。」

こういった説明を来場者の方にすると、熱心に耳を傾けてくださり、「がんばってね」と声をかけてくださいました。

 

また、春に順化(培養した植物を外の環境に慣らしながら栽培すること)した苗を一般の方に向けて販売し、その収益をフユザクラ樹勢回復のために藤岡市観光協会へ寄付しました。

今後も桜山公園のフユザクラを守るために活動していきたいです。

 

【フラワーデザインコース】実習クリスマスツリーとユーカリローズ

3年生の授業で、前回できなかったユーカリローズを作成しました。

ユーカリは、校庭に植えられた庭木のユーカリ ポポラスの剪定に合わせて、毎年作っています。

ポポラスは、葉の形が丸かったり、♡型だったり。この形を利用して、バラの花びらのように組み

合わせてユーカリローズを作ります。

   1個の花を作るのに、20枚程度の葉を使います。前回

 ローズメリアを作成した時のように、ワイヤリングした

 葉を組んで行くとバラのできあがり、これから作る

 「クリスマスツリー」に飾りましょう。

 

  クリスマスツリーは、生徒の家で剪定したコニファー

 の枝をいただき、作成しました。

  三角錐に整えた土台に、コニファーの葉を挿していき

ます。コニファーの長さや向き、挿し方でツリーの形が決まります。挿し終わったら、スプレーバラ

や松ぼっくりを飾りつけします。ユーカリローズを飾ってもキレイですね。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い思いの作品を作って、お持ち帰りしました。

 

【フラワーデザインコース】ローズメリアの作成

3年生のフラワーデザインの授業で、「ローズメリア」を作りました。

「ローズメリア」とは、別名「ヴィクトリアンロース」とも呼ばれ、複数のバラを組み合わせて

大輪に仕立てたもののことを言います。今回はプリザーブドのバラを3輪使って、作成しました。

3色の組み合わせは各自に任せ、色とりどりのローズメリアを作成します。 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、中心に来るバラを選び、3分の1程度を残して花弁をキレイに分解します。残りのバラも

分解し、バラバラに。花弁のサイズを大中小に分けておくと作業がしやすいです。

 芯に来る部分はワイヤーで茎の部分を作り、

 少しづつ花弁の位置を確認しながら貼り付け

 て行きます。

 色を混ぜながら繰り返して貼り付けて行くと

 大輪のバラ、「ローズメリア」になります。

 一人一人いろんな色を組み合わせてキレイな

 バラが咲きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【フラワーデザインコース】多様性アレンジメント作品展(10/2)

植物デザイン科3年のフラワーデザインの授業にて作品展を開催しました。

共通テーマは「多様性」

テーマについて考え、イメージをデザインし、花材、器も選定してアレンジメントを仕上げました。難しいテーマでは

ありましたが、2~3名のグループで8点もの作品が出来上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

出来上がった作品は、生徒玄関に展示し、全校生徒に向けて発表し、気に入った作品に投票していただきました。

展示した3日間で123票が集まり、多くの方々から作品に対する評価をしていただきました。

第1位だった作品です。多くの方々から評価をしていただきました。

いただいた講評を、今後の作品製作に活かして行きたいと思います。

 

 

 

 

 

【フラワーデザインコース】前橋市立図書館の講演会壇上アレンジメント(2024/11/8)

11月9日に行われる前橋市立図書館の講演会のために、壇上のアレンジメントを

作成しました。

今回作成したのは植物デザイン科3年佐藤さん。

これほど大きなアレンジメントを作成するのは初めてですが、「秋の彩り」を丁寧

に表現してくれました。

作品名「秋の彩り」

 

 

 

 

【植物バイオ班】桜山公園で植樹を行いました

11月13日~14日で藤岡市にある桜山公園でフユザクラ苗の植樹を行いました。

 

今年植える苗は3年生苗で、3年の部員が1年の時に作成した苗だったので、自分の手で公園に植樹できることになり感慨もひとしおです。


【植物バイオ班】桜山公園の調査を行いました

 

植物バイオコースの有志で構成される植物バイオ研究部では、藤岡市の桜山の調査を行いました。

桜山公園のフユザクラは葉が黄色くなり、すでに紅葉の兆しが見られました。

来月、開花するころには開花の調査が始まります。


【フラワーデザインコース】作品製作「スワッグ」

科目「フラワーデザイン」(2年生)

ドライフラワーを使い、秋をイメージして作りました。

 

ひとりひとり、お気に入りに花材を選びました。

花材によって色や形、ボリュームもそれぞれ違うので、よく考え工夫しながら組んでいきます。

 

花材はスターチス、バラ、ベニバナ、ケイトウ等すべて本校のフラワー室でドライに加工したものです。

グリーンにはミモザとユーカリを使いました。そのまま飾っておけば、自然とドライになります。

最後に、工夫した点やポイントなど作品の説明をして授業は終わりです。

季節の移り変わりとともに、スワッグの変化も楽しめる。そんな作品となりました。

 

【フラワーデザインコース】素敵なリースができました!

科目「フラワーデザイン」(2年生)

毎週木曜日は、講師の藤川先生の授業です。

2学期最初の授業は、トクサとスターチス、アジサイを使ったリースを製作しました。

 

トクサでリースの土台を作り、スターチスとアジサイは、

ひとつひとつ丁寧にワイヤリング、テーピングをしてパーツを作ります。

 

淡いパープルにグリーンが映える、素敵なリースができました。

夏から秋へ・・・季節を感じさせる色合いです。

 

【植物バイオコース】カーネーションの茎頂培養

3学年の授業でカーネーションの茎頂培養の実習を行いました。

顕微鏡で茎の先端を見ながら0.2~0.5mmの組織を無菌的に切り取り、培養するという繊細な作業です。

この技術によってウイルスフリー個体を得ることができ、健全な苗を安定的に提供することができるのですね。

授業で習うのと自分でやってみるのとではやっぱり違って、みんな必死に顕微鏡をのぞいていました。

培養がうまくできているかは1週間後に観察してみてのお楽しみです。

【植物バイオコース】研究部活動「サクラソウ開花調査」

 

植物バイオコースの生徒は農業部の植物バイオ班に所属し、そのうちの有志メンバーが部活動として研究活動を行っています。

この日は赤城山山麓のサクラソウ自生地において開花調査を行いました。

 

サクラソウ個体数調査

サクラソウはかつて盗掘等により株数が激減してしまったため、現在では自生地への出入りを制限したり、保護活動を行う団体が個体数を確認したりするなどの保護活動を行っています。

私達はこの活動に賛同し今後も開花調査を続けて行きたいです。

 

赤城山のサクラソウ

 

 

 

【植物バイオコース】春の販売会での培養体験会

 

 春の販売会では来場者の方にインビトロプランツを培養する体験を行い、ちびっこから大人の方まで多くの方に立ち寄っていただきました。

 

白衣を着てクリーンベンチ体験

 

 植物バイオコースの高校生が講師役となって説明をしながら、最後にはインビトロプランツを完成させていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 特にビンの中で花が咲くエキザカムとミニバラが人気でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※もし、枯れてしまったり培地が乾燥してしまったりして鑑賞が終わったものがありましたら、本校へお越しの際にでもお持ちいただければ回収いたします。

 

【フラワーデザインコース】コサージュ作り交流会

本校、フラワーデザインコースの3年生が

県立前橋高等特別支援学校の3年生とコサージュ作り交流会を行いました。

前高特の皆さんは、製作したコサージュを胸に卒業式を迎える予定です。

短い時間でしたが、充実した交流会になりました。

【フラワーデザイン】世界らん展2024への出展

2月5日(月)

雪の降りしきる中、今年も世界らん展のフラワーデザイン部門に出品するため東京ドームプリズムホー

ルへ。今年は植物デザイン科フラワーデザインコース3年の3名がウェディングブーケとアレンジメント

の部門に出品しました。12月に1次審査の通りてから作品作りをはじめ、試作を重ねてようやく会場に

ついて本作づくりです。学校から土台や花材、道具類をすべて持ち込み、会場に入るとすぐに作業に取

りかかりました。

ウェディングブーケ部門の2人。寒い会場の中で、細かい装飾を完成させていきます。

アレンジメント部門でも土台をセットし、花をアレンジしていきます。作成中NHKに取材を受け

ました。作業開始から4時間。どうにか形になり、全員、作品を完成させることができました。

【ウエディングブーケ部門】                       

      「蘭と海月」           「Birdcage」

       田島紗佳             田口未歩

【アレンジメント部門】

      「灯~TOMOSIBI~」

         飯嶋美優                 

 お時間のある方は、

東京ドームプリズムホールにて2月7日(水)~14日(水)世界らん展2024にお越しください。

なお、作業風景等、2月10日(土)NHKEテレ 世界らん展特別番組内で放送される予定です。

 

【植物バイオコース】シランの継代培養

1年生の授業でシラン(日本原産のラン)の継代培養を行いました。

9月に無菌播種(試験管内に無菌的に種まきをすること)した苗を一つつまんで新しい培地に無菌的に植え替えています。

一見難しそうに見える操作ですが、1年生でも1人で行えるようになりました。

 

 

【フラワーデザインコース】前橋市立図書館をクリスマスに!(2023/12/7)

今年度は前橋市立図書館との連携事業として、様々なイベントを行っています。

その中で、市立図書館の装飾をフラワーデザインコースでは担当しています。

1F入口正面の中庭ガラス窓に、ステンドグラス風のクリスマス装飾を行いました。

「Merry Christmas」の文字にミニバラをあしらったステンドグラフ風の装飾です。色は廃棄されるフルアファイルを

切り貼りしてつけました。剥がれないように一文字ずつラミネートをした状態でガラス窓に貼り付けました。文字の

横には、クリスマススワッグの装飾を飾りました。

一文字ずつ曲がらない様に調整しながら飾り付けました。

12月25日までの装飾となります。お近くにお越しの際には、図書館にてご覧下さい。

 

【フラワーデザイン】コサージュ交流 県立高崎特別支援学校

2月17日(金)

群馬県立高崎支援学校とのコサージュ交流へ行きました。

この交流事業は、コロナ禍の2年間開催出来ず、3年ぶりに行うことができました。

フラワーデザインコースの3年生6名とともに学校の中へ入ると熱烈な歓迎を受け、和やかムード。

作業は4つのクラスに分かれて、勢多農生が先生になり、コサージュ作成を指導しました。同じ3年生

ということもあり、「推し」の話や好きな歌など、会話がはずんでいました。

作業は花材をワイヤーでとめる作業、テーピングを巻く作業、そして組み立ての順に行いました。

約1時間という短い時間の中で、特支生のみなさんは初めてのことばかりでしたが、楽しそうに

作ってくれました。

作業が終わると、生徒1人1人にお礼状をいただきました。勢多農生もなかなか出来ない体験を楽しく

終えることができました。来年度も引き続き、交流を深めて行きたいと思います。

【フラワーデザイン】世界らん展2023への出展

2月8日(水)~14日(火)まで東京ドーム プリズムホールで行われた「世界らん展2023」に

フラワーデザイン部門に出場しました。

生の小此木奏さんがウェディングブーケの部で1次審査をとおり、出展することができました。

タイトルは「夢のような幸せ」

新郎新婦の2人をコチョウランで表現し、淡いベールをかけました。

来年度はフラワーデザインの知識を深めるために専門学校への進学する小此木さん。

将来のためにも良い経験となりました。