植物デザイン科の概要

バイオ技術とフラワーデザインで快適な生活環境を目指します。


植物デザイン科(植物系くくり募集)
 植物系くくり募集(「植物科学科」「植物デザイン科」)として男女80名募集

2年次より下記のコースに分かれての学習となります。

植物バイオコース
 植物遺伝資源の活用や繁殖、育種に関する知識と技術を学習します。
 地域農業の各分野で活用できるような学習を行います。

フラワーデザインコース
 草花の栽培技術を基礎として、花と緑を活用した生活空間を学習します。
 フラワーデザインの資格取得に取り組み、社会で活躍できる態度と能力を育成します。

取得できる資格
 バイオ技術者認定試験
 フラワー装飾技能士
 ナチュラルカラーリスト
 日本農業技術検定 など

学習する主な専門科目
 植物バイオテクノロジー
 フラワーデザイン
 野菜・草花
 生物活用
 施設野菜 など

ブログ

植物デザイン科

【フラワーデザインコース】フラワー技能検定練習がはじまりました!

2年生のフラワーデザインの授業が始動しました。

フラワー装飾技能検定3級の課題である花束の練習から始まります。

花材を必要なサイズにカットして、葉っぱを取り、「スパイラル」という束ね方で作成していきます。

沢山の花材を丁寧に調整し、いざ花束の形に組み始めると、慣れない手さばきで試行錯誤しながら

花束にまとめていきます。

 

  まだまだ半人前の花束たちですが、あと2ヶ月後には立派に成長した

 綺麗な花束になってくれると期待して、これから練習を重ねます。

 

【フラワーデザインコース】入学式の壇上アレンジメント

入学式の壇上アレンジメントを作成しました。

今回担当するのは3年生の2人。

このように大きなアレンジメントを作成するのは初めてですが、2人で相談して

試行錯誤しながら、アレンジメントを完成させました。

担当した3年生の2人

 

 

 

 

 

 

 

 

                         ↑今回アレンジメントを担当した2人。

 これほど大きなアレンジメントを作成するのは

 初めての2人です。相談しながら、花の配置や

 色併せを行い、2時間半かけて大作を仕上げま

 した。

  入学式が終わったあとは、玄関に飾り、多く

 の人をお迎えしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

【植物バイオコース】シランの順化

植物系1年の実習でシラン(日本原産のラン)の順化を行いました。

この植物は1学期の終わりに無菌播種をし、2学期に継代培養したものです。

順化とは試験管内で培養した植物を外の環境に徐々に慣らしながら栽培することです。

 

まず、培養した苗を取り出します。

半年培養した苗はこんなに生長していました。

試験管内のシラン

とり出したシラン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十分に保温したガラス温室で土に植え替え、たっぷり水をやって外での栽培に移します。

シランの順化シランの順化

【植物バイオコース】第17回ぐんぎん財団環境教育賞 優秀賞をいただきました

植物バイオコースでは、日ごろ取り組んでいるプロジェクト活動の一つである「赤城山のサクラソウの保護活動」についての発表で「第17回ぐんぎん財団環境教育賞」優秀賞をいただきました。

表彰伝達

これまで、調査していた赤城山の群落に加え、桐生市にある「新里のサクラソウ群落」の調査を行い、その成果を発表したものです。

これを励みに、今後も調査活動を続け、サクラソウの保護に努めていきたいと思います。

 

以下は研究報告書に掲載した写真です。

左から、サクラソウの果実、無菌播種の様子、顕微鏡で見たサクラソウの種子、培養中のサクラソウの実生苗です。

種子の顕微鏡写真

【フラワーデザインコース】イタリア青空市に出店しました

1月19日(日)広瀬川河畔緑地公園で行われたイタリア青空市に参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラワーデザインコースでは、授業で製作したハーバリウムや花苗の販売、

ハーバリウムの体験ワークショップを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

天候にも恵まれ、とても気持ちのよいイベントになりました。

次回は3月9日(日)の青空市への参加を予定しています。

【植物バイオ班】桜山まつりで活動報告を行いました

12月1日(日)に桜山公園で行われた「桜山まつり」にて、来場者の方に研究活動の成果の報告を行いました。

「植物バイオ研究部では、公園内のフユザクラから茎頂培養で得た個体を継代培養し、これをもとにフユザクラの無病苗を作成して藤岡市に納品しています。

この苗を苗畑で3年ほど育てた後、この桜山公園に植樹されています。

これまでは挿し木や接ぎ木で殖やすのが一般的でしたが、培養した植物から苗を作ることで、病気にかかっていない苗を得ることができるのです。」

こういった説明を来場者の方にすると、熱心に耳を傾けてくださり、「がんばってね」と声をかけてくださいました。

 

また、春に順化(培養した植物を外の環境に慣らしながら栽培すること)した苗を一般の方に向けて販売し、その収益をフユザクラ樹勢回復のために藤岡市観光協会へ寄付しました。

今後も桜山公園のフユザクラを守るために活動していきたいです。

 

【フラワーデザインコース】実習クリスマスツリーとユーカリローズ

3年生の授業で、前回できなかったユーカリローズを作成しました。

ユーカリは、校庭に植えられた庭木のユーカリ ポポラスの剪定に合わせて、毎年作っています。

ポポラスは、葉の形が丸かったり、♡型だったり。この形を利用して、バラの花びらのように組み

合わせてユーカリローズを作ります。

   1個の花を作るのに、20枚程度の葉を使います。前回

 ローズメリアを作成した時のように、ワイヤリングした

 葉を組んで行くとバラのできあがり、これから作る

 「クリスマスツリー」に飾りましょう。

 

  クリスマスツリーは、生徒の家で剪定したコニファー

 の枝をいただき、作成しました。

  三角錐に整えた土台に、コニファーの葉を挿していき

ます。コニファーの長さや向き、挿し方でツリーの形が決まります。挿し終わったら、スプレーバラ

や松ぼっくりを飾りつけします。ユーカリローズを飾ってもキレイですね。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い思いの作品を作って、お持ち帰りしました。

 

【フラワーデザインコース】ローズメリアの作成

3年生のフラワーデザインの授業で、「ローズメリア」を作りました。

「ローズメリア」とは、別名「ヴィクトリアンロース」とも呼ばれ、複数のバラを組み合わせて

大輪に仕立てたもののことを言います。今回はプリザーブドのバラを3輪使って、作成しました。

3色の組み合わせは各自に任せ、色とりどりのローズメリアを作成します。 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、中心に来るバラを選び、3分の1程度を残して花弁をキレイに分解します。残りのバラも

分解し、バラバラに。花弁のサイズを大中小に分けておくと作業がしやすいです。

 芯に来る部分はワイヤーで茎の部分を作り、

 少しづつ花弁の位置を確認しながら貼り付け

 て行きます。

 色を混ぜながら繰り返して貼り付けて行くと

 大輪のバラ、「ローズメリア」になります。

 一人一人いろんな色を組み合わせてキレイな

 バラが咲きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【フラワーデザインコース】多様性アレンジメント作品展(10/2)

植物デザイン科3年のフラワーデザインの授業にて作品展を開催しました。

共通テーマは「多様性」

テーマについて考え、イメージをデザインし、花材、器も選定してアレンジメントを仕上げました。難しいテーマでは

ありましたが、2~3名のグループで8点もの作品が出来上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

出来上がった作品は、生徒玄関に展示し、全校生徒に向けて発表し、気に入った作品に投票していただきました。

展示した3日間で123票が集まり、多くの方々から作品に対する評価をしていただきました。

第1位だった作品です。多くの方々から評価をしていただきました。

いただいた講評を、今後の作品製作に活かして行きたいと思います。

 

 

 

 

 

【フラワーデザインコース】前橋市立図書館の講演会壇上アレンジメント(2024/11/8)

11月9日に行われる前橋市立図書館の講演会のために、壇上のアレンジメントを

作成しました。

今回作成したのは植物デザイン科3年佐藤さん。

これほど大きなアレンジメントを作成するのは初めてですが、「秋の彩り」を丁寧

に表現してくれました。

作品名「秋の彩り」