植物デザイン科の概要

バイオ技術とフラワーデザインで快適な生活環境を目指します。


植物デザイン科(植物系くくり募集)
 植物系くくり募集(「植物科学科」「植物デザイン科」)として男女80名募集

2年次より下記のコースに分かれての学習となります。

植物バイオコース
 植物遺伝資源の活用や繁殖、育種に関する知識と技術を学習します。
 地域農業の各分野で活用できるような学習を行います。

フラワーデザインコース
 草花の栽培技術を基礎として、花と緑を活用した生活空間を学習します。
 フラワーデザインの資格取得に取り組み、社会で活躍できる態度と能力を育成します。

取得できる資格
 バイオ技術者認定試験
 フラワー装飾技能士
 ナチュラルカラーリスト
 日本農業技術検定 など

学習する主な専門科目
 植物バイオテクノロジー
 フラワーデザイン
 野菜・草花
 生物活用
 施設野菜 など

ブログ

植物デザイン科

【フラワーデザインコース】結婚式場見学会

6月16日(月)

 植物デザイン科フラワーデザインコース3年18名は、前橋市南部にある結婚式場へ見学会に行ってきました。

この見学会は毎年6月に行っています。今回も式場の説明や工夫、ウエディングプランナーさんの仕事について学んできま

した。

当日はどんよりとした曇り空。しかし、どんな天気でもベストな状態で結婚式に対応できる式場は、入った瞬間から別世界

でした。白を基調としたシンプルな色彩に、広い大階段。この空間に圧倒されてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  暗い空間から扉を開いた瞬間に目の前に広がる教会。

 真っ白な床とつながるように広がる空。日常とはかけ離れた、

 神秘的なこの空間に思わず、「わぁ!」と声が漏れる。

 何度は見ても新鮮な驚きのある教会はシンプルなつくり故に、

 新郎新婦が入場すると、2人が主役になれるよう、新郎新婦を

 邪魔しないデザインになっているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  披露宴会場ではオープニング、エンドロールなど映像の工夫についても、実際に作成されたものを見せていただきました。

 感動的な映像に、感極まって涙する生徒もいました。

  最後に実際にプランナーさんが携わった結婚式について、新郎新婦の要望を受けてどのうに式を形作っていたのかをまと

 めた動画を見せていただきました。短い時間ではありましたが、終始貴重で特別な体験をさせていただきました。

 

  

 

【フラワーデザインコース】中央通り植栽活動

6月初旬に前橋市街地の中央通りのプランター植栽を行いました。

植物デザイン科フラワーデザインコース3年生19名が担当しました。

昨年度から始まったこの交流事業では、アーケード通りに作られた高床式プランター台に花や野菜を植えているもの

です。中央通りのお店の方々とともに、設置されていたプリンターの土を耕し施肥したあと、色とりどりの花々を植

え付けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プランターは無印良品の書類ケースを利用。底に穴を開けてプランターにしています。

今年は、野菜も栽培したいとの要望があり、トマト、なす、ピーマン、バジルなどピザが作れそうな野菜たちを植え

ました。その他、マリーゴールド、ブルーサルビア、ペンタス、ガザニア、日々草などの色とりどり花々と、ハーブ

や多肉植物など豊富な種類の苗を植えました。

プランターには3~4株の苗を植え、色鮮やかなプランターを170鉢分作成し、アーケードのプランター台に設置

していきました。

  灌水等の日常管理は、商店街の方々にお願いするこ

 とになっています。活動中は歩行者や商店街の方々に

 声をかけていただき、大変な作業ですが、生徒たちも

 楽しそうに取り組んでいました。

  また、商店街の方々や馬場川遊歩道公園等を管理す

 るMDC(前橋 デザインコミッション)の方々など、

 多くの方が手伝いに来てくれました。

  今後は、定期的に管理と植え替えをする予定です。

 

 

 

 

 

【植物バイオコース】研究部活動「サクラソウ開花調査」

群馬県から依頼を受け、新里のサクラソウ群落(桐生市)の調査を行いました。

今回は、本校緑地土木科と合同で最先端の測量技術を取り入れた自生地調査の方法を試行錯誤しながら取り組みました。

サクラソウの花には花柱の長い長花柱花と短花柱花があり、その発現割合を調べることには大きな意味があります。

私達は、桐生市教育委員会の許可のもと花を採取させていただき、学校に持ち帰って花をよく観察し、標本にしました。

 

今回の調査に参加したのは、左から植物バイオ研究部、緑地土木科農業土木コース3年生、株式会社リョーチ様、桐生市文化財保護課担当者様です。

貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

【フラワーデザインコース】母の日のアレンジメント

母の日のアレンジメント

5月に入り、いよいよ生徒たちが待ちに待った「母の日のアレンジメント」です。

先輩たちが作っていたものを見て、楽しみにしていました。

モチーフはプードルです。スプレーカーネーションを組みあせて、顔を作り、目鼻をつけていきます。

次に尾っぽ、胴体を作り、花畑の中にいるように周りを飾ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真1 カーネーションを組み合わせる       写真2 目鼻をつけよう

花の位置や大きさ、組み合わせ方など、拘って可愛い顔を作っていきます。すると、一人ひとり個性的な可愛いプードル

が出来上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

写真3 色も形も一人一人違うプードルたち

 

 

 

 

 

 

 

写真4、5 完成したプードルたち

このように、今後も季節に合わせたアレンジメントを作成していきます。

     

【フラワーデザインコース】フラワー技能検定練習がはじまりました!

2年生のフラワーデザインの授業が始動しました。

フラワー装飾技能検定3級の課題である花束の練習から始まります。

花材を必要なサイズにカットして、葉っぱを取り、「スパイラル」という束ね方で作成していきます。

沢山の花材を丁寧に調整し、いざ花束の形に組み始めると、慣れない手さばきで試行錯誤しながら

花束にまとめていきます。

 

  まだまだ半人前の花束たちですが、あと2ヶ月後には立派に成長した

 綺麗な花束になってくれると期待して、これから練習を重ねます。

 

【フラワーデザインコース】入学式の壇上アレンジメント

入学式の壇上アレンジメントを作成しました。

今回担当するのは3年生の2人。

このように大きなアレンジメントを作成するのは初めてですが、2人で相談して

試行錯誤しながら、アレンジメントを完成させました。

担当した3年生の2人

 

 

 

 

 

 

 

 

                         ↑今回アレンジメントを担当した2人。

 これほど大きなアレンジメントを作成するのは

 初めての2人です。相談しながら、花の配置や

 色併せを行い、2時間半かけて大作を仕上げま

 した。

  入学式が終わったあとは、玄関に飾り、多く

 の人をお迎えしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

【植物バイオコース】シランの順化

植物系1年の実習でシラン(日本原産のラン)の順化を行いました。

この植物は1学期の終わりに無菌播種をし、2学期に継代培養したものです。

順化とは試験管内で培養した植物を外の環境に徐々に慣らしながら栽培することです。

 

まず、培養した苗を取り出します。

半年培養した苗はこんなに生長していました。

試験管内のシラン

とり出したシラン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十分に保温したガラス温室で土に植え替え、たっぷり水をやって外での栽培に移します。

シランの順化シランの順化

【植物バイオコース】第17回ぐんぎん財団環境教育賞 優秀賞をいただきました

植物バイオコースでは、日ごろ取り組んでいるプロジェクト活動の一つである「赤城山のサクラソウの保護活動」についての発表で「第17回ぐんぎん財団環境教育賞」優秀賞をいただきました。

表彰伝達

これまで、調査していた赤城山の群落に加え、桐生市にある「新里のサクラソウ群落」の調査を行い、その成果を発表したものです。

これを励みに、今後も調査活動を続け、サクラソウの保護に努めていきたいと思います。

 

以下は研究報告書に掲載した写真です。

左から、サクラソウの果実、無菌播種の様子、顕微鏡で見たサクラソウの種子、培養中のサクラソウの実生苗です。

種子の顕微鏡写真

【フラワーデザインコース】イタリア青空市に出店しました

1月19日(日)広瀬川河畔緑地公園で行われたイタリア青空市に参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラワーデザインコースでは、授業で製作したハーバリウムや花苗の販売、

ハーバリウムの体験ワークショップを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

天候にも恵まれ、とても気持ちのよいイベントになりました。

次回は3月9日(日)の青空市への参加を予定しています。

【植物バイオ班】桜山まつりで活動報告を行いました

12月1日(日)に桜山公園で行われた「桜山まつり」にて、来場者の方に研究活動の成果の報告を行いました。

「植物バイオ研究部では、公園内のフユザクラから茎頂培養で得た個体を継代培養し、これをもとにフユザクラの無病苗を作成して藤岡市に納品しています。

この苗を苗畑で3年ほど育てた後、この桜山公園に植樹されています。

これまでは挿し木や接ぎ木で殖やすのが一般的でしたが、培養した植物から苗を作ることで、病気にかかっていない苗を得ることができるのです。」

こういった説明を来場者の方にすると、熱心に耳を傾けてくださり、「がんばってね」と声をかけてくださいました。

 

また、春に順化(培養した植物を外の環境に慣らしながら栽培すること)した苗を一般の方に向けて販売し、その収益をフユザクラ樹勢回復のために藤岡市観光協会へ寄付しました。

今後も桜山公園のフユザクラを守るために活動していきたいです。