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【植物バイオコース】演習林から採取した種子の保存作業を行いました

今月5日、サントリーホールディングスとの連携で進めている「天然水の森 勢多農林高校の森プロジェクト」
の一環で、植樹用の種子の保存する作業を行いました。

 

サントリーホールディングスと地域環境計画の方にご説明いただき、作業内容や採取した植物と種子の説明をいただきました。

この種子は本校演習林で緑地土木科の生徒によって採取され、いずれ演習林の植樹に使う苗にする予定です。

 

 

 

 

 

左はムラサキシキブの果実、右はウリハダカエデの種子です。

 

どちらも低木で、クマが好む実をつけず、シカによる食害の心配のない樹種です。

ムラサキシキブの果実は種子をとり出し、果肉をきれいに洗い流します。

ウリハダカエデの種子は翼の部分を折り取って乾燥させます。

 

とり出した種子は来春まで冷蔵保存し、種をまいて苗が大きくなったら演習林に植樹する予定です。